展示概要

梨泰院エリアに位置するリウム美術館の第2展示室(M2)において、2026年9月5日から12月27日までの期間開催されているク・ジョンアの個人展<구정아:우수모스>(<ク・ジョンア:ウスモス>)。
ク・ジョンアは彫刻、調香、音響、絵画など、多岐にわたるメディアを用いて「知覚されないもの」「見えないもの」にアプローチする世界的な現代美術作家です。
リウム美術館のロビーから始まり、メイン展示室である第2展示室(M2)、また常設展(M1)である古美術エリアの中に至るまで、美術館の各所に散りばめられた作品たちを宝探しのように鑑賞して回る今回の展示は、順路などは決められておらず、展示品のマップなどもないため、ふと気づかずに通り過ぎてしまうような場所に置かれていたりもします。
偶然目についた作品もあり、気づけなかった作品もあり…それで構いません。作家の意図するところは、そこを通り過ぎたということ、それをいつか思い出し、感覚すること。今回の展示タイトルである<OUSSSMOS(ウスモス)>は、ク・ジョンアが作り出した概念「OUSSS(ウス)」という言葉に宇宙を意味する「COSMOS」をかけたものです。ク・ジョンアが初期から続けてきた「1つの意味に固定されない」「完結しない”まま”他の状態に接続する」ものとしての「OUSSS(ウス)」の一部として、観客である私たちは、その間を通り過ぎ、立ち止まり、またそれをいつか記憶の中で反芻する。それがク・ジョンアが誘なう、<OUSSSMOS(ウスモス)>への旅なのでしょう。
この展示は、同時期に開催されている体験型のインスタレーション展示<Inside Other Space>(入口左手通路から入場)と比べると言語的な障壁が少ないものであるため、観光の一部に取り入れるのに非常におすすめな展示です。作品一つ一つへの説明を必要としないながらも、館内を散歩して探検するように、隠された作品やインスタレーションを見つけて回る体験は、直感的で楽しい経験となるに違いありません。リウム美術館がはじめての方にもおすすめです!
チケットは単体でも購入可能で、リウム美術館といえば有名な黄色いネオンの階段(オラファー・エリアソン《重力の階段》)のある古美術の常設展示(M1)への入場はどの全館券でなくても無料で入れますので、そちらが目的で訪問なさる方もぜひ併せて観覧してみてくださいね!
開催地と期間
リウム美術館(리움미술관) 【梨泰院エリア】
2026年9月5日〜12月27日
第2展示室(M2)、ロビー、一部古美術常設展内(M1)
鑑賞所要時間:最短:20分/推奨:60分~
時間・料金
開館日と観覧時間
月 x
火 o10:00-18:00
水 o10:00-18:00
木 o10:00-18:00
金 o10:00-18:00
土 o10:00-18:00
日 o10:00-18:00
(17:30入場締め切り)
1月1日、旧正月当日、中秋節当日は休館。
観覧料
開催中の展示により変動
総合券は15,000~25,000ウォン前後。
<26年5月1日〜>
総合券25,000ウォン
ク・ジョンア:ウスモス 18,000ウォン
Inside Other Spaces 18,000ウォン
古美術展 無料
詳しい金額は開催中展示記事を参照してください。
オンラインの場合14日前から購入可能、
現地カウンターでの購入も可能です。
アクセス

近くの駅・バス停
◯地下鉄 6号線 한강진(ハンガンジン:漢江鎮)駅
→1番出口を出て徒歩8分
梨泰院駅周辺からも徒歩圏内ですが、
15~20分ほどかかり、少し遠いです。
フロア

